松風園

松風園

松風園は玉屋創始者の田中丸氏の邸宅を改修し日本庭園として再整備したものです。「市中の山居」をテーマに、既存の茶室や樹木を活かして、都心部にありながらも山野のたたずまいを感じさせる落ち着いた空間となっています。

景石と松と刈り込みのシンプルな構成の本庭。ひねりの利いた松と柔らかな石組みが特徴。

松風庵から眺める本庭。南公園を借景とした庭。住宅は見えず緑と空が広がる開放的な空間

庭のシンボルのモミジと松風庵。秋の紅葉と新緑は本当に美しい。

松風庵から眺める灯籠の庭。味のある六角灯籠は邸内のものを移設。

待合いから眺める庭。つくばい、竹垣、伝い、モミジ、灯籠が重なり奥行きのある空間を作る。

四季折々の茶花が楽しめる茶花園。静かにたたずむ巴の四阿は桂離宮の写し。

腰掛け待合いを配した外露地。

内露地のつくばいまわり。織部灯籠とつくばいは既存を活用

内露地の飛び石。内露地の伝いはほとんどが既存を活用

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